R25という20代の若者をターゲットにしたフリーペーパーがある。そのR25がアンケートを取ったそうである。それは「機動戦士ガンダム」を知っていますか、というもの。その調査結果だが、アンケートに回答した20代の若者の約半数が、「機動戦士ガンダム」を知らないと回答したという。これは結構ショックである。幼少時代にテレビと映画の大ヒットで「機動戦士ガンダム」を知って以来、何かにつけてガンダムは見てきた。途中「また富野監督、ガンダムやっているのかよ」と突き放していた時期もあったが、財源に少し余裕の出来たここ数年は、DVD/Blu-rayで少なくとも富野監督製作の「ガンダム」シリーズはずっと視聴し続けていて、その作品の面白さを再確認しているところである。その僕からすると、こんなに面白い作品を知らないというのは、人生で損をしている、と言ってもいいと思う。映画でもアニメでもそうだが、名作と言われる作品には、何かしらの突出した部分があると思う。そういうのに触れる機会があるのならば、触れておいた方がいい。「ファースト・ガンダム」は特にすべての原点でもあるし、絵は古いが、ストーリーはよく出来ていると思う。勧善懲悪ではない展開に、従来のロボット物から離れた、新しい息吹が感じられると思う。今はインターネットでも気軽に見ることができるのだから、一度見てみたらどうかと思う。
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