エンタープライズは地球を探査していた異星人の探査機の起源を探していた。どこからか送られた探査機の航跡を辿るうちにエンタープライズは、昔のマヤ文明等でククルカンと呼ばれる神と遭遇する。しかしそのククルカンという神は傲慢だった。エンタープライズをバリアーで閉じ込めるとともに、カークやマッコイらを拉致してしまった。ククルカンは人類が戦争をしないよう導いたつもりが、戦争を止めなかったために怒っていた。しかし、カークらは必死の説得で人類が進歩していることを証明する。
スター・トレックでは御馴染みの人類より技術が優れていて、神のごとき力を持った異星人との遭遇を描いた傑作。大抵は人類が過去の過ちを乗り越え、どう進歩したかを証明することで神のごとき異星人を納得させるという展開だが、今回もその展開だった。ただ、今回の神のごとき異星人ククルカンは、ちょっと傲慢な感じがする。人類を見下しているような雰囲気が見受けられるのである。その傲慢な神をどうカークらが説得して行くのかが、物語の面白さであるといえる。
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