まんが宇宙大作戦 第20話「死の疫病」

エンタープライズは惑星ドラミアに医療品を届け、感謝される。しかし惑星を去ろうとした時、突如マッコイが逮捕される。それはドラミア2号星で19年前にマッコイが医療行為を行った後、死の疫病がはやり、何百人ものドラミア人が死滅した罪であった。マッコイの無実を信じるカークらはドラミア2号星に独断で赴くが、そこで疫病を乗り越えたドラミア人とともに、カークたちも疫病に感染してしまう。唯一疫病に免疫のあるスポックだけが行動出来、マッコイを救出して疫病対策に当たる。

ドクター・マッコイが過去の医療行為により、ドラミア人の間で疫病を流行らせたという罪で捕まってしまうという、スリル溢れるエピソード。当然最後はハッピーエンドで終わるのだが、ドラミア人とカークとの法の考え方の違いとか、スター・トレックらしい優れたエピソードで、30分のアニメにしておくのがもったいないエピソードである。スポックだけが疫病に対して免疫があるということで、スポックが法を無視してカークの命令に従うという展開がなかなかよいと思う。そしてマッコイがカークたちの疫病に対する免疫薬を何とかして開発するというのも、ハラハラさせられる。

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