映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(IMAX 3D)

イギリスのテレビドラマ「シャーロック」に出演していることで有名なベネディクト・カンバーバッチを悪役のハリマンに添えて展開される新生スター・トレックシリーズの第2弾。惑星連邦の士官であるハリマンが何故か惑星連邦にテロを行い、その始末のためにカークたちが彼の隠れていると思われる宇宙域に出発するのだが、そこには驚愕の真実が待っている、というもの。これは当然一見さんでも楽しめるようにはしてあるが、過去シリーズの「宇宙大作戦」の「宇宙の帝王」と「スター・トレックII」を見ておくとより楽しめるようになっている。というか「スター・トレックII」のパロディなのではと思われるシーンが続出。知っている僕としては存分に楽しめた。今回は人気異星人も登場するが、何故か金属のマスク冠っていて、イメージ違うな、とか、その異星人と敵対する生命体も登場するな、とか、ハリマンの正体が実はとか、色々ネタが練り込まれている。映画シリーズではたいていエンタープライズが壊される、というのは今回もお約束。今回は全然活躍しないうちにダメージ食らっていいところなし。予告編は実は結構ミスリードしていると思う。どちらにしても今年の評価高い一作だと思う。

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