新世紀エヴァンゲリオン 第2話「見知らぬ、天井」

使徒との戦いで意識を失ったシンジは、病院のベッドで意識を取り戻す。彼は第3新東京市では異邦人であった。そのシンジを葛城ミサトは、自分の手で面倒見ることにする。しかし、シンジは戸惑うばかりだった。そしてシンジは使徒との戦いを思い返し、恐怖に震えていた。

第1話の使徒との対峙で終わったところから第2話は始まるが、実際の使徒との戦いは物語も後半になってからのシンジの記憶の振り返りとして描かれる。それまでは主にシンジの心境を中心に静かに描かれている。再見してみて思ったのだが、意外と沈黙のシーンが多く、画面で見せる展開が多いと思う。キャラの表情で物語を語っている感じがする。まだ序盤ということで、キャラの設定が十分に生かされているとも思えないが、シンジは内向的で、人との付き合いが苦手。ミサトも実は同様の存在だが、自分でわざと明るいキャラを作っているという要素を感じる。

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