レビューの詳細は、セキュリティ・チェック(DOLBY VISION/Netflix)|Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。
風邪を引いたこともあり、この年末年始はあまり出かけないようにしていた。TM NETWORKの大晦日ライブだけは用心して出かけたが。正月は社会的にもあまり動きもないし、昨年みたいに福岡暮らしで実家に帰省というパターンではなく、横浜暮らしで4日に実家に新年挨拶に行く予定だったので、3が日は結構暇だった。
それで、2025年最初の映画鑑賞をしようと思い立った。風邪が治りつつあり、映画を見る気力が湧いてきたのも理由の一つである。ただ、輸入盤Blu-rayで英語字幕と英語音声を追いかける気力までは湧いていなかったので、配信で日本語字幕がついていて、派手なアクション物を、と思っていたところ、年末にYahoo!ニュースでNetflix配信の「セキュリティ・チェック」の話題が出ていたので、気になって見ることにした。
クリスマス休暇中のロサンゼルス国際空港で起きるテロに対して、それを防ごうとする空港保安職員の姿を描いた作品で、どことなく「ダイ・ハード2」を彷彿とさせる作品ではあるが、「ダイ・ハード2」と違うのは主人公がクライマックスに至るまでほとんど何もテロリストに対して反撃ができず、ずるずるとテロリストの思うがままの展開になっていってしまうところだろうか。
ただ、こういうタイプの映画はパターン化されてはいるが、色々新規軸な設定を持ち込んでいるので、あまり何も考えなくても楽しめるタイプの作品である。前述のように主人公がテロリストに対して反撃できないので、等身大の主人公という印象が強く、視聴者の共感が得られやすいのではないか、と思う。
その分、クライマックスの主人公のテロリストに対する反撃は爽快感を十分感じるところであり、また、ラストの展開もハッピーエンドなので、開放感に満ち溢れている。
この手のタイプの映画は最近なかなかお目にかかれない状態だが、僕的には評価したい作品である。心には残らないかもしれないが、見ている間は十分に楽しむことができる。
この映画はNetflix配信の映画だが、制作はDreamWorksが担当しているので、それなりに面白いと思う。Netflixの「本日のトップ10」には毎日ランクインしている状態なので、見て損はないと思う。
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