TM NETWORKがTMNに改名してから最初のアルバム「Rhythm Red」のプロモーショナルツアーのうち、小室哲哉のキーボードをフィーチャーしたライブ映像がこの「WORLD’S END I」である。VHS、レーザーディスクの時には「WORLD’S END II」とは別売りであったが、DVDの大容量を踏まえ、今映像は2つを同時収録している。収録時間が約30分と短く、また曲的にもカットイン、カットアウトが多々見られるので、フル演奏がそんなに楽しめるものでもない。小室哲哉のキーボードも激しいものがあるが、宇都宮隆のダンスも相当なもので、インパクトが大きい。しかし、1991年の時代のものを2013年に観ると、違和感を感じるものも大きい。やはり時代が違うと感覚が違ってくるという例であろう。
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