ヴォイジャーはアバドンという商人と遭遇する。そこで様々な物資を物々交換したが、パリスはある古いシャトルにくぎ付けになり、それを手に入れる。そしてそのシャトルに「アリス」という名称をつけ修理を行っていく。しかしそのシャトルは神経インターフェースを持っていて、パリスの精神を犯しはじめる。船に精神を乗っ取られ始めたパリスは無断でヴォイジャーを離れ、アリスの望む「粒子の泉」に行くことになる。
パリスが久々の主役は、コンピューターがパリスの精神を犯してしまい、パリスがおかしな行動をとり始めてしまうというストーリー。どこか幽霊物のような感じもするが、パリスのある種のアンティークな物への執着心をこれまでのエピソードで見せられてきている身としては、今回のエピソードも納得いくものになっていると思う。最後までコンピューターに乗っ取られ続けなかったのは、トレスの説得の賜物で、生身の人間の力が勝ったということでいいのだと思う。
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