映画「エド・ウッド」(輸入盤DVD)

映画・テレビ

レビューの詳細は、Ed Wood/エド・ウッド/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。ティム・バートンの映画は特に初期の方では社会の異端児に対する愛が溢れている作品が多いが、これもその一つに挙げられると思う。なぜなら、一般の映画ファンには知られていなかったエド・ウッドという最低映画監督を取り上げ、一つのドラマを作り上げてしまうのだから、大したものである。僕もこの映画を最初に観たあたりでエド・ウッドの作品群を観た記憶があるが、本当つまらない作品ばかりで、あまりのつまらなさに観ているのが苦痛だったほど。そんな酷い映画を作り続けたエド・ウッドの自伝を映画化して、作品としてしまうのだから、見事としか言いようがない。ちなみに最初に日本でエド・ウッドが注目されるようになったのは映画評論家の江戸木純が宣伝をした「死霊の盆踊り」で、これは僕も観ている。この作品はエド・ウッドは脚本しか担当していないが、そのつまらなさは天下一品である。今はもう観られないが輸入盤のビデオテープを買った記憶がある。この映画の後、ティム・バートンはエド・ウッドが乗り移ったかのように、「マーズ・アタック」というB級映画を多額の製作費をかけて作ってしまうのがまたおかしみがある。

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