∀ガンダム 第7話「貴婦人修行」

交渉が行き詰まりを見せているムーン・レイスとミリシャの舞台は、ディアナの発案によりパーティによって状況を打開することにする。それを受けたグエンはロランをパーティに出席させることにする。キエルによって女性の姿にされ、婦人としての姿勢を学ばされるロランはパーティに出席することになるが、暗殺者の登場により事態は更に悪化する。

∀ガンダムの特徴の一つは、戦争状態が当たり前の世界ではなく、まだ事態を打開出来るかも、という一縷の望みを残しての展開が初期には続いていることが挙げられると思う。今回のエピソードも、2つの組織が事態打開のために和解の道を探るという話になっていて、多分に政治的匂いがする。しかし暗殺者がどうも月の民の関係者らしいというところから、話は結構複雑な展開を見せるのではないかという疑惑もある。ファーストガンダム以来続くガンダムの中では、結構異色の展開なのかもしれない。でもそれが殺伐とした展開を嫌った富野監督の意図したところかもしれない。

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