以前麻倉怜士氏の新書でPCオーディオを始めようという内容の本のレビューを書いたことがあったと思う。その頃からなんとなくUSB DACの事が気になっていたのだが、今年の2月か3月辺りにネットで書籍に付録でUSB DACのキットがつくという形で出版されることを知った。値段も6000円弱と、麻倉怜士氏の紹介するものよりも安かったので、とりあえず注文してみた。そして届いたのが昨日。さて組み立てようと思って、USBケーブルがないのに気づいたので、電器屋でケーブルを買ってきて、組立、PCにつないだ。その実力だが、自分のPCは今までオンボードの音声出力からBOSEのミニコンポAMS-DMCにつないで、スピーカーは自作の7cmフルレンジスピーカーを鳴らしている。切り替えて使うと、若干だが、音質が向上しているような感がする。音が上品になったというか、広がり感を持ったというか、そんな感じである。実際これより安いUSB DACもあるそうだし、音質的にも不満ないのがあるそうだが、まあとりあえずPCオーディオの取り組みのはじめとしては、これでもいいのではないかと思う。
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