宇宙を航行中のヴォイジャーは、多重ワープの不調を起こしている小型宇宙船を発見、救助する。ここのところ上の空だったパリスがその船の修理を手伝うことになり、船の持ち主であるステスと行動を共にするが、ステスは実は人体を渡り歩く異星人だった。体を乗っ取られたパリスは異星人の姿格好のまま、ヴォイジャーから離されてしまう。パリスは元の体に戻るべく、悪戦苦闘するのだが。
パリスが主役の話ではあるが、冒頭の勤務態度が上の空の理由が何だったのかが明かされないので、なんとなく腑に落ちない話しになっている。そんなパリスだから乗っ取られる羽目になったのかもしれないが、乗っ取った方もいろいろな異星人を渡り歩いてきているから、誰が本体かわからないというのが落ちで、すっきりしない話ではある。多重ワープ理論はうまく行けばヴォイジャーの帰還に影響を与えそうな気はするが、そのまま放置の感じもする。
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