パナソニック、2012年度の最終損益4200億の赤字

ちょっとニュースとしては時期を逸ししているが、ニュースを見たのが寝る前の報道ステーションなので、書くのは今日になってしまうが、ちょっと書いてみる。大手家電メーカーのパナソニックが2012年度3月期の決算で最終損益4200億円の赤字を計上するという。原因は色々あるが、もちろん円高要因に加えて、主力商品である薄型テレビの価格下落とシェア低迷が響いていると思う。僕個人的に言うと、昨日の報道ステーションを見ていて「テレビの時代が終わりつつあるのかな」という印象を持った。テレビは長らく家庭の電化製品の主役だったのだが、その座をスマートフォンだとか、PCだとかに譲り渡しているのではないかなという思いである。そういった意味では、地上波デジタル放送がその契機になっているかとは思えないか。国民強制購買の地上波デジタル放送だが、番組的にはつまらなくて別にハイビジョンでなくてもいい内容が多いと思う。国民の2-5%ぐらいは地上波デジタル放送に移行しなかったという話も聞くし、テレビという一つの神話が終わりを告げているように思う。今回のパナソニックの経営状況はそれを指し示しているのではないかと思う。僕的にはパナソニックのTVを買ってしまったので、サポートはちゃんとやってほしいとは思うが。

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