(CNN) MacやiPhoneを愛するアップルファンの脳内には、宗教信者の脳内に起きるのと似たような反応が起きていることが分かったと、英BBCのドキュメンタリー番組が伝えている。
同番組では神経学の専門家が磁気共鳴断層撮影(MRI)を使ってアップルのファンに同社の製品を見せ、脳内の反応を調べる実験を行った。その結果、脳の特定の部位が明るくなっていることが判明。これは、宗教信者に神の像を見せた時に明るくなるのと同じ部位だった。
ドキュメンタリーのシリーズ第1回では、ロンドンに最近できたアップル直営店の開店イベントで、同社社員たちが何かに熱狂的に駆り立てられたような様子を映し出している。
ファンがアップルに極端にのめり込む傾向があることについては、以前から批判的な見方があった。
中にはタトゥーを入れたり車にバンパーステッカーを張ったり、自宅に設けた祭壇に古くなったMacを飾るファンもいる。2009年にはカルト教団的なファンの姿を描いたドキュメンタリー「Macheads」が制作された。
「Cult Of Mac」と題したブログもある。19日の日記ではカリフォルニア州に住むギャリー・アレンさんが、アップル直営店の開店10周年を祝うために州境を越えてバージニア州にある1号店に「巡礼」に出かけたと記している。
ローマ法王ベネディクト16世は、テクノロジーは宗教とローマカトリック教会を脅かす存在だとの認識を示し、先月の演説ではテクノロジーが神に取って代わることはできないと強調した。
しかしテクノロジーが神のように信仰心をかき立てることはあるようだ。
このニュース見たときに「分かる、分かる」と思ってしまった。なんか知らないけれど、Windows機が工業用マシーンだとすれば、Appleの製品は、何か芸術的な部分があると思う。僕もiPod nanoを使っているけれど、満足感を覚えてしまうところである。これでiPhoneなんか手に入れたら、コロッとApple教の信者になってしまいそうである。佐野元春もMac使いなのは知られたところで、僕も何かのきっかけがあればMacにくら替えしてもいいかもと思っているところはある。多分そういう事はなく、Windows機をそのまま使い続けるのだろうけれど。
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