Microsoft Accessを使用してみた

今日、会社で上司と今年1年間の業務内容とその目標の共有化を図っていた。その時に言われた言葉で、「地域別・ジャンル別の販売実績を作るのはいいけれど、前年との比較ができるとなおいいね」と。ところが僕が前任者から貰った地域別・ジャンル別のデータは、Excelデータで1年間分で40000件を越している。とてもじゃないが、Excel程度のソフトじゃ前年比は出せないと思っていた。前年比をExcelでだそうとすると、例えば10年度と09年度のデータを一括して扱い、ピボットテーブルで加工するというのが一般的である。ところがExcelで扱えるデータ数は63000行ちょっと。先程1年間分のデータが40000件を越していると書いたので2年だと80000件以上。どうやっても容量オーバーである。その時、上司がふと「Accessで何かしてみるとか」と言ってきた。面談が終わったあと気になったので、Webで調べてみた。するといい方法が見つかったのである。それはデータ自体はAccessのファイル上に置く。そうすると、Excelの容量の限界を超してもデータとして扱える。そのデータをExcelのピボットテーブルで外部入力という選択をすると、合計80000件以上あるデータが、ひとつのファイルとして扱えることが分かったのである。その結果、09年と10年の並列に並んだ表が完成した。これを加工すれば、前年比を出すのはそう難しくない、というところまで持っていけたわけである。なんかブレークスルーした気分で、週末が楽しく過ごせそうである。来週、表を作ってみるつもりである。

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