「MS.マーベル」シーズン1第2話「恋の始まり」(Disney+)

あらすじ

カマラ・カーンは、自分のお婆さんの持っていた腕輪を腕に装着したおかげで、スーパーパワーを会得することになった。カマラに助けられた女生徒は、動画共有サイトで有名になり、人気者になる。そして、カマラ自身も自分に自信が持て、明るくなった。カマラは、相棒のブルーノと共に、スーパーパワーをコントロールする術を学んでいく。そのパワーは、どうも光を操る力のようであった。そんな中、学生たちのパーティが開かれ、転校生のカムランもそれに参加する。パーティの途中で警官たちが来たのでパーティはお開きになり、カマラやブルーノたちは、カムランの運転する車で逃走する。その姿に一目惚れしたカマラは、カムランと運転教習の約束を取り付ける。ブルーノは、カムランにカマラが取られて面白くない。その一方でカマラとナキアはモスクで祈りをささげていたが、女性専用のモスクの設備の悪さに閉口し、ナキアは理事に立候補してモスクの改善を考える。イベントでナキアはカマラとブルーノに理事立候補の応援を依頼し、関係各所にアピールするが、その時あるビルから少年が落ちかけていた。それを見たカマラは自分のパワーで少年を救助しかけるが、曾祖母さんの存在がその救助を邪魔していた。そして、カマラを追う謎の組織の存在と、カムランの母の謎に満ちた存在が、物語を進行していく。

感想

「MS.マーベル」第1シーズン第2話も、物語のほとんどは青春コメディドラマであった。カマラが転校生のカムランに一目惚れしてしまうシーンなど、まさに青春ラブドラマといったところ。あまりの青春ドラマぶりに、「これ、ヒーローものだよね?」と思いたくなってきたクライマックスで、ようやく話がヒーローものっぽくなってくる。話のパターンとしては、「ワンダヴィジョン」と同じくヒーローものではない展開から、徐々に謎が深まっていく、というところだろうか。次週は期待できるかも。一応マーベルの作品らしく、「エターナルズ」を観ている人には分かるネタが一つ含まれていた。

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