あらすじ
カムランの母親たちが、光のパワーを手に入れようと、カマラに襲いかかっていた頃、カマラもパワーを発揮し、そのため、双方が謎の機関車の映像を見てしまう。それは、双方だけにとどまらず、カマラのお婆さんも見ていた。そのため、カマラとカマラの母は、おばあさんに会いに行くべく、パキスタンまで訪問していた。パキスタンでお婆さんと再会した母親と、カマラは、自身のバングルに宿る力の謎を求めて、市内を探索していた。そこで、カマラはレッド・ダガーズという組織と出会う。レッド・ダガーズは、カマラの力と、カマラのひいお婆さんであるアイシャとカムランの母親たちの関係、彼女たちが何を企んでいるかを認識していた。カムランの母親たちは、この世界を滅亡に追い込もうとしていた。そのレッド・ダガーズと一緒にいるカマラに対して、カムランの母親たちが襲撃する。必死で防戦するレッド・ダガーズだが、次第に追い詰められていく。カマラがバングルの力を解放した時、カマラは時空を超えて、おばあさんがいなくなった当日の機関車のところにいた。
感想
物語も後半になっていき、ついにカマラの体に宿る力の根源について、徐々にだが明らかになってきていた。また、カムランの母親たちがなぜカマラの力を欲するのかが、明確にもなってきている。それもあってか、物語はパキスタンを舞台にして、徐々にカマラの戦いが本格化し、ドラマの中では珍しく逃走劇が派手に演じられている。このエピソードを見る限りでは、ちょっとしたヒーローものに成り立っていることがわかる展開である。その一方で、カマラの母とお婆さんの関係がじわっとくる描写もあり、家族の話であることも忘れずに描かれている。物語ラストは、過去の機関車のシーンで終わるが、この展開からどう結末に持っていくのか、気になるところである。
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