WordPressのヘルスチェックで「永続的なオブジェクトキャッシュは有効化されていません」と表示された時の対処法

先日から、WordPressのヘルスチェックに「永続的なオブジェクトキャッシュは有効化されていません」という表示がこのブログにも「がちゃんの部屋」にも出るようになった。そもそも、「永続的なオブジェクトキャッシュ」ってなんなのよ、と思ったのだが、どうもサイトの表示をサーバー側でキャッシュして、ユーザーがアクセスしたときにキャッシュを使うことで、表示速度を劇的に改善するものらしい。

僕の使っているレンタルサーバーでは、APCuという仕組みでオブジェクトキャッシュをしているようであったのだが、理解ができなかったので、ヘルスチェックの「詳細」というリンクを押すと、「永続的なオブジェクトキャッシュ」の仕組みとして、Memcachedと、RedisというWordPressのプラグインが紹介されていた。それで、試しにRedis Object Cacheというプラグインを入れてみた。しかし、これが間違い。Redisにしろ、Memcachedにしろ、サーバー側にもアプリをインストールして、かつWordPressにプラグインを入れると、ようやく動作の高速化が図れる仕組みだったのである。

レンタルサーバーでは、MemcachedもRedisもインストールできない(できるレンタルサーバーもあるみたいだが)ので、WordPressにインストールしたRedisはアンインストールした。それでは、どうしたら「永続的なオブジェクトキャッシュ」を有効化できるのか、ネットをいろいろ探したところ、APCuをオブジェクトキャッシュとして使用するのならば、W3 Total Cacheなどのプラグインをインストールして、設定しないといけないのだった。

それで、W3 Total Cacheをインストールして、設定を行った。セットアップの説明が英語と日本語ごちゃ混ぜなので、理解に苦しんだが、それでもなんとか英語の説明を理解し、設定完了までこぎつけた。その後は、W3 Total Cacheの使い方説明をしているサイトを検索でチェックし、設定を少し変えて、設定そのものを完了させた。これで表示速度がスピードアップしているのか、GoogleのPageSpeed Insightsでテストしてみたが、多少はスピードアップしているみたいである。WordPressの場合、自由度が高いので、いろいろ設定できるが、難しい内容のものも多い。それをなんとかだが解決できたので、忘備録としてここに記録しておく次第である。

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