スター・トレック:ピカード 第3シーズン第1話「ネクスト・ジェネレーション」

あらすじ

ビバリー・クラッシャーは、連邦の宇宙域の端にいたが、異星人の襲撃を受け、負傷してしまう。危機を感じ取ったビバリーは、ピカードにかつてのエンタープライズD時代のコミュニケーターで暗号化信号を送り、救難を知らせる。ビバリーは自分のいる位置を暗号化してピカードに知らせていた。ピカードは別の用事で宇宙域に出ようとしていたが、ビバリーからの20年以上ぶりの信号を受け取り、彼女に危機が迫っていることを知り、かつての副長であるライカーと連絡を取り、ライカーとどうやってビバリーのいる宇宙域に行くか作戦を練る。その結果考え出されたのは、艦隊がフロンティア・デーというのを開催するのに合わせて、ライカーがかつて指揮していた宇宙艦タイタンに乗船し、事実を新艦長であるショーに知らせないまま、ビバリーのいる宇宙域、ライトン星系に行こうとする作戦だった。その頃、ラフィはレッド・レディという謎のキーワードをもとに情報を探っていた。ラフィは薬物乱用等の問題から艦隊を除隊していたが、デイストロームから武器が奪われたことから、艦隊に危機が迫っているとして、キーワードであるレッド・レディを探っていた。そして、レッド・レディの存在が見えないまま、艦隊の基地がテロの標的になっていることを確信し、艦隊に知らせようとするが、艦隊は応答せず、基地は崩壊する。その頃、タイタンに乗船したピカードとライカーは、副長であるセブン・オブ・ナインの出迎えを受けるが、艦長であるショーは、ピカードとライカーの要請を全く聞かない堅物で、ピカードとライカーは困り果てる。しかし、セブンが二人の意図を汲んで、ライトン星系に強引にタイタンを向かわせ、ピカードとライカーはビバリーを発見する。しかし、そこにビバリーたちを襲った異星人が出現する。

感想

この第3シーズンが一応シリーズラストのシーズンと言われている「スター・トレック:ピカード」だが、これまでの第1、2シーズンと比較して、主役艦になる宇宙艦タイタンが登場し、「新スター・トレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション」からライカーとビバリーが登場し、前シーズンから引き続き登場するセブン・オブ・ナインとラフィが新たな立場で活躍し、物語的には第1話で結構盛り上がっている感を受ける。第1、2シーズンはピカードの新たなる冒険物語ではあったものの、「ザ・ネクスト・ジェネレーション」で描かれたような未知のフロンティアへの冒険という要素が薄く、ピカードと新たなる仲間による事件解決の側面が強かった。今シリーズも事件解決展開の要素は強い感じはするものの、異星人との交戦や、宇宙艦タイタンを主役にした物語展開等で、第1、2シーズンより物語展開的に面白くなりそうな気がする。今後も「ザ・ネクスト・ジェネレーション」のクルーたちが登場すると思われるので、いよいよ話的に盛り上がりそうで、期待が持てる。

スター・トレック:ピカードをAmazon Prime Videoで見る

コメント

タイトルとURLをコピーしました