今のところ、マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」は5月3日に公開が決定しているが、当初その2ヶ月後に公開を予定していた「The Marvels」は、公開が延期になっていた。その「The Marvels」は、邦題が「マーベルズ」と決定し、11月10日に日米で同時公開されることで確定したとのことである。
「マーベルズ」は、「キャプテン・マーベル」の続編ではあるのだが、主人公がキャプテン・マーベルだけでなく、「キャプテン・マーベル」にも登場したモニカ・ランボーが成人になって再登場するのと、ディズニープラスで配信された「ミズ・マーベル」の主人公ミズ・マーベルも登場するという三人体制の主人公が活躍する展開になるようである。それ以上のことは、詳細は明かされていない。
ディズニーは、ディズニープラスが赤字で経営に苦しんでいることから、作品作りの見直しを図っており、ディズニー傘下のマーベル・スタジオも当初2023年に予定していたディズニープラスでのドラマ配信6本を2本に減らすと共に、映画公開本数も減らすという見直しをかけている。ディズニーの赤字の他にも、マーベル・スタジオの作品数の多さにSFX制作スタジオが「仕事が回り切らない」とお手上げ状態なのもあるみたいである。フェイズ4での映画とテレビドラマの本数の多さに根を上げかけた僕的には、大分ペースが落ちるので助かるのだが、ディズニープラスの赤字はかなり深刻なようである。ついには加入者減にもなっていると聞くし。
そうした意味で、「マーベルズ」の公開時期見直しが入ったわけだが、最新情報の今日のニュースで確定したので、ちょっと一安心といったところである。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」から半年近く空きがあるが、多分その間にディズニープラスで「ロキ:シーズン2」あたりの配信があるだろうから、ゆとりをもって鑑賞できる。このくらいのペースが個人的には助かるところである。
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