実家の父のPCを買い換え、データ移行する

今日、神奈川にある実家に帰ってきている。元々は母の認知症における資産管理方法について、家族会議するための帰省だったのだが、父の使っているNECのノートPCのバッテリーが寿命が来て、警告を発するようになったので、なんとかしてほしい、との依頼を受けて、午後、父と一緒に家電量販店にPCを見に行くことにした。

父はデジタルに疎くて、NECのノートPCも10年以上使い続けていて、それで不満があまりなかった状態なので、最初はNECのノートPCのバッテリーを交換できないか、という話から始まった。

10年以上前の製造のノートPCなので、バッテリーの保守メンテもタイムリミット過ぎているだろうとは思ったが、父的には変化を嫌っていたので、とりあえずバッテリーを外し、家電量販店に持っていった。

ただ、家電量販店でも連休中でNECに確認できないから、「時間かかります」と言われ、父もPCの買い替えを決意したようではあるので、店内の在庫ノートPCを物色していた。父がノートPCに求めるのは、メールのチェックとwebブラウザでのテニスコートの予約管理、Wordでの文書作成だけなので、高スペックである必要は全くなく、単に価格勝負なところはあった。

で、家電量販店の店員さんと話していたところ、勧められたのがDellのノートPCだった。10万円を切っており、一応Intel Core i5、256GB SSD、8GB RAMと、最低限の機能は有しているし、父の使い方では十分なスペックだと思ったので、父と相談して、それを購入した。ウイルス対策ソフトも不要と告げたが、店員さんは結局ウイルス対策ソフトは無料でつけてくれた。

実家に戻ってからは、僕が設定を行った。当然父が設定などできないからであるが、僕自身もWindows 11を使ったことがなく、戸惑いながらも設定をしていった。少なくとも、メールデータとWordのデータをNECのノートPCから移行できればまずまずかなと思っていた。なんとか夕食前にはそこまでできた。2時間ぐらいかかった。

夕食後に父に動作の説明をしていたところ、テニスコートの予約のweb画面で、ユーザーアカウントとパスワードの自動登録の移行ができないのか、という疑問が投げかけられたのと、プリンターの設定ができていなかった。それは、明日以降のチェックになる。

とはいうものの、最低限のデータ移行はできたわけで、10年以上前のNECの古いノートPCでのイライラする動作から解放されたのは、父にとっても良かったのではないかと思う。流石に会社の仕事ですら使ったことのないWindows 11を使うのは、かなり困ったが、なんとか切り抜けたので、それでよかったのだろうと思う。あとは、少し残った課題を解決できれば終わりである。

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