母の認知症進行に伴う資産管理について家族会議を行い、方向性を固める

このゴールデンウィークの後半の連休、神奈川の実家に帰省している。母の認知症が進行していて、このままだと母の資産である銀行口座や証券会社の口座が凍結させられ、生活費すら工面できそうにない、と父からSOSが上げらたのが、帰省のきっかけである。父から連絡をもらい、すぐさま航空機のチケットを確保し、課題解決のために弟にも打ち合わせに入ってもらうため連絡をとり、今日の午前中、父、母、僕、弟の4人で打ち合わせを実施した。

僕は父から連絡を受けてからネットや本でいろいろ調べて、18ページのWord資料をまとめたので、それを父と弟に渡し、打ち合わせの参考にしてもらった。父は父でいろいろ調べた部分もあったので、話的には早かった。

基本的には母の資産である銀行口座や証券会社の口座は、家族信託という手法で、父、僕、弟の3人が受託者になって母の資産を管理する、そのための手続きは、住んでいる町の司法書士に連絡を取り、手続き等の相談や実際の手続き進行を行ってもらう。司法書士に依頼することによる費用は母の資産から充当する、ということで話はまとまり、連休明けに父から司法書士に電話で連絡をして、家族信託で母の資産を管理する方向で話を進めていく、と結論づけた。

家族信託は、ネット上の情報では司法書士に連絡取らずとも受託者である父、僕、弟の3人だけで文書作成して、運用することもできなくはないのだが、母の資産がどうなっているのかを父に調べてもらったら、結構あちらこちらの銀行や証券会社に口座を作っており、それも大手銀行、証券会社ではないので、家族信託を実施するための信託口口座の開設が簡単そうではなく、司法書士の専門性が必要なので、司法書士と打ち合わせしながら家族信託を行うための手続きを進めることとした。

まだ、母の認知症の進行が口座凍結で成年後見人制度を適用せざるを得ない状態になる前っぽいので、早いうちに家族信託を行い、身内である父、僕、弟が受託者として資産管理人になった方が、いろいろ融通が効くので、その方向性で進められれば、理想的かなと思う。基本的には父母の生活費の口座引き出しを自由にしたいことなので。

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