レビューの詳細は、アバター(4K UHD/Disney+)|Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。2009年に公開され、大ヒットを記録した映画「アバター」が、続編の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のビデオ化に合わせ、4K UHD化され、Disney+で見放題配信を開始している。最初、配信の仕様を見て、5.1chしか提供していなかったので、4K UHD Blu-rayのリリースを待っていたところだったが、今日、掲示板の情報で実はある手続きをするとDOLBY ATMOSで視聴できる、という書き込みを目にして、その手続きを行ったところ、無事DOLBY ATMOSの音声トラックで再生できたので、鑑賞した次第である。
映画の感想はリンク先にあるので参考いただきたいが、ここでは、感想のところにも書いてあるDisney+で配信されている「アバター」および「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の音声トラックを5.1chからDOLBY ATMOSに切り替える方法を書いておきたいと思う。
それは想定外の方法であって、Disney+アプリの「設定」から「プロフィールの変更」に入る。「プロフィールの変更」の中には、「アプリの使用言語」の項目があるのだが、多分ここが通常は「日本語」になっているはずである。これを「日本語」以外の言語(例えばわかりやすく「英語」とか)に変更するのである。するとアプリ自体が変更した言語の表示に変わっているはずだが、ここで「アバター」、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を再生すると、DOLBY ATMOSで再生されるのである。アプリの使用言語を日本語以外にしても、映画の字幕や吹き替え音声では日本語が選択できるので、何ら問題なく映画を楽しむことができる。映画を見終わったら、「アプリの使用言語」を「日本語」に戻しておくといいだろう。
このことから明らかなのは、Disney+は「アバター」と「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」で、アプリの使用言語が日本語の時と日本語以外の時で別々の映画のデータを用意しているという謎の方法をとっているという事実である。しかも、日本語以外の言語の時の映画再生でも日本語字幕と吹き替え音声は選択可能なので、なぜ、アプリの使用言語が日本語の時だけわざわざ5.1chのサウンドトラックにスケールダウンして配信しているのか、よくわからない。DOLBY ATMOSのサウンドトラックの時でも日本語字幕を表示できるのだから、最初からグローバルに提供すればいいと思うのだが、その点は謎である。僕も今日、掲示板で情報得なければ、Disney+での視聴は見送るところだった。
前述のような疑問や課題はあるものの、定額見放題配信で「アバター」が4K/DOLBY VISION/DOLBY ATMOSの最強仕様で見ることは可能なので、気になっている方は、見てみるのはいいとは思う。残念ながらハイ・フレーム・レートでの配信ではないが。
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