昨晩、メールを見ていたら、アメリカのAmazonからメールが届いていた。しかし、普段のBlu-rayのお勧めメールとは違った。僕が2011年にアメリカAmazonから買ったBOSEの5.1chスピーカーシステム、ACOUSTIMASS 6 IIIのベースモジュール部に不具合があり、最悪発火する恐れがあるから、直ちにコンセントからプラグを外して利用を停止するように、と書かれていたのである。週末の夕方ということで疲れていたので英語のメールを英語のまま読む気にはならず、Google翻訳に書けたのだが、その結果がこうであった。
この翻訳文を読んでかなり慌てたのであるが、メールには、「ユナイテッド・ステイツ・コンシューマー・プロダクト・セーフティ・コミッション」へのリンクがあり、ここでリコールの詳細が書かれていた。このサイトも英文を読む気力がなかったから、MacBook ProのSafariの翻訳機能を使って日本語にして読んだのだが、それによると僕が持っているACOUSTIMASSシリーズだけでなく、LIFESTYLEシリーズやCOMPANIONシリーズも対象になっているので、かなり広い製品群が対象である。いずれもベースモジュールを使ったスピーカー群になる。
ただ、説明文を読むと、2006年4月以前に製造された製品が対象になっているから、それ以降に購入した人は対象外と取れなくもない。対象商品で言えば、僕が持っているACOUSTIMASS 6 IIIと15 IIだけはシリアルNo.の番号によっては対象外になるのだが、その他のACOUSTIMASSシリーズ、LIFESTYLEシリーズ、COMPANIONシリーズは全てリコール対象である。
僕が持っているACOUSTIMASS 6 IIIに関して言えば、シリアルナンバーが17桁あるのだが、その中の8桁目から11桁目の数字が2090-6091の間にあればリコール対象、それ以外ならばリコール対象外ということである。ACOUSTIMASS 6 IIIのシリアルナンバーは、ベースモジュールの背面のスピーカーケーブル接続端子のあるところに品名紙が貼ってあり、そこに書かれている。それで、セッティングしてあったベースモジュールを移動させて、シリアルナンバーを確認したところ、僕の場合8桁目から11桁目の数字が2090-6091の間にはなかった。つまり、リコール対象外ということである。
昨晩はあまり頭も回っていなかったので、今朝、もう一回「ユナイテッド・ステイツ・コンシューマー・プロダクト・セーフティ・コミッション」のページと、当のBOSEのリコール説明サイトをじっくり英語で読んでみたが、再度の確認でも僕の持っているACOUSTIMASS 6 IIIは、リコール対象外だった。正直、リコール対象外で良かったと思った。何せ、本来アメリカ国内で売るべきスピーカーシステムを輸入で手に入れて使っていたので、リコール対象だった場合の修理を無償を行うという告知の対象になるのかとか、なった場合のベースモジュール発送手続きとか、無償修理しないで買い替えた場合の特別価格販売対応に適用されるのかとか、色々面倒くさい事案が待っていたからである。
BOSEのACOUSTIMASS 6 IIIを買って12年になるが、これだけの小ささのスピーカーは他メーカーでは売っていないだろうから、もしスピーカーセットを買い替えると、そもそもの部屋のスピーカーセッティングが大きく変わり、それはそれで大変なことになるので、当面はリコール対象外で良かったとは思っている。
アメリカではリコールを出したが、多分同一の製品の電源を日本向けにした製品が日本でも売っていたとは思うのだが、BOSEの日本法人はリコールを出すのだろうかという疑問も湧いてくる。最悪の場合発火するということだから、日本でもリコールしそうな気がするが、少なくとも当面BOSEの製品のオークションや中古品の購入には注意したほうがいいような気がする。
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