POLK AUDIOのMXTシリーズを設置、試聴してのインプレッション

月曜日にアバックからPOLK AUDIOのスピーカーが届いたことは書いている。平日なので今まで使っていたBoseのスピーカーを取り外してPOLK AUDIOのスピーカーを設置する時間がなかったので、会社が夏季休暇に入る今日まで梱包されたまま部屋に置いておいた。

今日、休みなのと台風の影響で外出が無理なのでBoseのスピーカーを排除し、POLK AUDIOのスピーカーを設置する作業を行った。購入したスピーカーはMonitor XTシリーズであり、トールボーイ型が4セット、サブウーハーが1台、ハイトスピーカーが1組という4.1.2chの構成である。購入前はセンタースピーカーも検討していたのだが、4Kテレビの設置方法の関係でセンタースピーカーを置くとテレビのリモコンが使えなくなるため、センター抜きの4.1.2ch構成にしてある。ただ、4chのスピーカーはトールボーイ型のMXT60なので、センター無しでも問題はない。

Boseのスピーカーを排除するのには結構手間がかかった。1番の要因はPOLK AUDIOの設置でも同じだが、ケーブル配線の取り回しを外すのに時間がかかっていたことかと思う。特にサラウンドチャンネルは10m程度の配線をしているので、スピーカーケーブルを取り外したり、張り直したりするのは結構手間である。埃も溜まっていたのでその掃除もしなければならないし。

それでも2-3時間でPOLK AUDIOのスピーカーの設置は終わり、マランツのAVアンプ、CINEMA 70sでの設定も終わったので、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見てスピーカーの慣らし運転と、音の印象を感じてみた。

Boseと大きく違うのは低音の出方だと思う。Boseのスピーカーは低音がブーミーな出方をしていて、あざとい鳴り方をしていたのだが、POLK AUDIOの方は素直な低音の出方をしている。なので低音が強調されることはないのだが、低音が出ていないのかというとちゃんと出ていて、ナチュラルな鳴り方をしていると思う。

また、Boseのはハイレゾ未対応のスピーカーなので高音の伸びも期待できなかったが、POLK AUDIOの方は素直に高音が伸びていて、自然に聞こえる。

ハイトスピーカーもPOLK AUDIOなのでDOLBY ATMOSの再生で音色が統一されていて、「ボヘミアン・ラプソディ」の視聴ではクイーンの楽曲の音の広がりが実に自然で臨場感が高い。

価格は12年前にBoseのスピーカーを買った時から1.5-6倍もしているので音質が良くないと損だと思うのだが、総じてPOLK AUDIOのスピーカーの音質は良くて、聴いていて映画の新たな発見がある。購入して満足だったスピーカーであると言ってもいいだろう。もちろん上を見たらキリがないのだが、テレビが4Kの55型のサイズなので、POLK AUDIOのMXT60+MXT90+MXT10のシステムで十分なサウンドを再生してくれている。これからいろいろ映画や音楽を見たり聴いたりしていくことになるが、楽しみが増えそうなスピーカーである。

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