前からAppleのサイトで予告されていた通り、今日の未明にmacOS 14 Sonomaの正式版がリリースされた。macOSがiOSと同じ9月にリリースされるのは、ここ数年来なかった。ここ数年はたいていiOSのリリース1ヶ月か1ヶ月半後ぐらいのリリースだったので、結構新鮮である。
朝早くに起きてしまったので5時過ぎからインストールを開始してみた。インストールは「システム設定.app」から「一般」-「ソフトウェアアップデート」から行える。流石にまだサーバーアクセスが少なかったのか、macOS 14 Sonomaのダウンロードは早かったがそれでも8GBぐらいはあるので、タイミングによっては時間がかかるだろう。OSのダウンロード後はわりかし早くにインストールを行なっていて、トータルで45分もあればインストールは完了する。
インストール後の起動画面で、壁紙とスクリーンセーバーが一体化した新機能を選ぶか、従来の壁紙を選ぶかが選択できるようになっていた。せっかくなので新機能であるスクリーンセーバーと壁紙の一体化の方を選んだところ、確かに一定時間経過するとスクリーンセーバーになり、風景の動画が流れていて心地よい。スクリーンセーバーからデスクトップに戻る時にもロックを解除するとそのスクリーンセーバーがそのまま壁紙の風景になるので、面白い機能だと思う。
macOS 14 Sonomaの新機能の一つにウィジェットのデスクトップ配置可能というのもある。これは、従来画面の右上の時計の部分をクリックすると現れる通知センターのウィジェットをそのままデスクトップに常時表示できる機能で、設定も通知センター内のウィジェットをそのままドラッグ&ドロップでデスクトップに持っていけば、配置できるのが楽である。とりあえず、天気と株価とニュースのウィジェットをMacBook Proの左上の画面に配置してみた。iPhoneやiPad Proと同じようなウィジェットだが、情報としてはこれぐらいがいい感じである。
Safariに入れている広告ブロッカーの1BlockerもSafari側の設定で全サイト広告ブロックか指定したサイトだけ広告ブロックするか選べるので、自由度は増していると思う。これまで全サイト広告ブロックで対応していたので、当面はそのまま継続にしてあるが。
ただ、バグらしきものも見つけて、Safariの「設定」の「パスワード」のロック解除が従来Apple Watch Ultraでできていたものが、macOS 14 SonomaにアップデートしたらTouch IDでしかロック解除できないのである。ここは今後のmacOSアップデートに期待かなと思う。
例年より早いリリースとなったmacOS 14 Sonomaだが、第一印象は悪くないので、これから徐々に使い込んでいき、新機能等を試していきたいし、バグチェックも行っていきたい。
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