あらすじ
ロキの変異体、シルヴィが在り続ける者を抹殺したため、時間軸が分岐し続けしまい、TVAは時間軸の剪定ができなくなっていた。ロキは、その中で自身の体がタイムトラベルを行い、TVAの中で過去や未来に移動していた。そこでTVAが在り続ける者を信奉している確信を得る。過去に行ったロキはメビウスに出会うが、当然メビウスはロキのことは記憶にない。しかし、ロキはまたタイムトラベルを行い、ロキを覚えているメビウスの時間軸に戻ってくる。メビウスはTVAのエンジニア、ウロボロス、通称O.B.の元を訪れ、ロキのタイムトラベルの移動の相談を投げかける。O.B.は過去に移動したロキと過去で出会ったことで、ロキのタイムトラベルを止める方法を考え出す。それは抽出機と機織り機を持って、時間に繋がれているロキを現在の時間に連れ戻そうとする試みであった。しかし、その作戦を行う最中、ロキは再び時間移動をしてしまい、作戦の成功が危ぶまれた。
感想
Disney+におけるマーベル・シネマティック・ユニバースのドラマ版はどれもシーズン1で終わったものばかりであるが、数少ないシーズン2に進んだのが、この「ロキ」であり、話もシーズン1の続きからになっている。そして、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で登場した征服者カーンがこのドラマではどうも在り続ける者として登場しているようなので、その世界観の広がりに好奇心が湧いてくる。シーズン1のラストでシルヴィが在り続ける者を抹殺したために時間軸の分岐が止まらなくなった、という展開で話を終えたが、今日のエピソードではその後の混乱が描かれており、この先の展開もややこしいことになりそうな雰囲気で、楽しみが沸いてくる。O.B.役でキー・ホイ・クァンが登場するのも、物語を面白くさせている一因である。アメリカで先に見た批評家からは高い評価を得ているそうなので、続きが見たいところである。
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