昨日の夕方、4年前に買って映画や音楽再生時に多用していたSONYの4K有機ELテレビ、KJ-55A8Gが突然壊れた。夕食を食べながらApple TV 4Kで音楽を再生していて、テレビは空撮スクリーンセーバーを映し出していた。途中で食事が終わったので、食器の洗い物をしていたら、スピーカーから聞こえてくるはずの音楽が止まった。食器の洗い物を終えてから居間に戻ると、テレビの画面が消えていて、AVアンプとApple TV 4Kの電源は入ったまま音楽再生が止まっていた。
テレビをよく見ると、インジケーターが赤く点滅していた。インジケーターの赤い光の点滅の意味を調べるべく、取扱説明書を読むと、「動作が不安定になっているので、電源コンセントを外してインジケーターが点滅するのが止まってから、再度電源コンセントを差し込んで、テレビ本体の電源スイッチを押してみてください」と書かれていたので、その通りに作業した。しかし、その作業をしてもインジケーターが赤く点滅するのは変わらなかった。
テレビを買ったのはヨドバシカメラだったので修理サポートに電話をしたところ、「明日か明後日にSONYの担当から連絡させます」とのことだったので、やむなく今日まで待った。
今朝10時過ぎにはSONYの修理担当から電話があったので修理見積もりを聞いた。するとインジケーターの点滅の仕方が4回点滅してしばらく消える、というパターンだったのでそれを伝えたところ、「画面の故障のようですから修理代金は20万円の見込みです」と言われてしまった。20万円も出したら新品が買えるのでは、と思ったので修理依頼はキャンセルした。
そこからが忙しく、テレビを買い替えるための情報をネットで漁った。ヨドバシカメラで調べるとまずSONYの4K有機ELテレビを処分するのに小型家電リサイクルに申し込む必要があり、それは店舗に行くかテレフォンショッピングで申し込むしかなかった。テレフォンショッピングで小型家電リサイクルの申し込みをする際に、同時に買い替えのテレビを注文しないと別途出張費用も取られるので、先に買い替えテレビの情報を漁った。
ヨドバシカメラで現在売っている4Kの有機ELテレビと液晶テレビを洗い出し、価格とDOLBY VISIONに対応しているか、倍速表示できるか、HiViのベストバイ対象か、VGPの対象かを調べた。昨日書いたように現在神奈川移住を準備しているので、本当は移住した時に構築するホームシアターでテレビは検討したかったのだが、テレビが壊れてしまった以上買い換えしかなかった。サイズも今使っているのと同じ55型しか選択肢はなかった。神奈川移住後にホームシアター検討する時の買い替えだったら、75型とか80型という選択肢もあったし、価格もそれはやむを得ないと思ったのだが、現時点ではできるだけコストパフォーマンスの良いテレビはどれかを探さざるを得なかった。
画質だけで行ったら有機ELテレビ一択なのだが、今回買ってまだ4年しか経っていないのに壊れたことと、引越しの時に有機ELテレビだと対応してくれる業者が限定される問題や、追加料金がかかってしまうという部分も考え、今回は画質は多少犠牲にしても液晶テレビかなと思った。有機ELテレビの価格が高くて躊躇していた部分もある。
その中でこの金額と性能ならば妥協できるかなと思ったのが、Panasonicの4K液晶テレビ、TH-55LX950だった。2年前に発売された型落ち品だが165000円と今のテレビ修理代よりは安いのと、DOLBY VISIONおよびHDR10+にも対応、2022年にはHiViのベストバイにも選定され、VGPにもやはり選定されているので、当時としてはおすすめテレビになっていたと判断した。神奈川移住後のホームシアターにはプロジェクターを入れたいとも思っているので、直視型テレビがサブになる可能性もあったので、高性能すぎて価格の高いテレビは敬遠した。
午後、仕事の打ち合わせ等が全てキャンセルになってしまったこともあって、自由な時間ができたので、ヨドバシカメラのテレフォンショッピングに電話をかけ、SONYの4K有機ELテレビの処分手続きと、Panasonicの4K液晶テレビの購入手続き、設置工事の依頼を行なった。2年前の製品なので店舗在庫が限定されているようで、配送、設置工事は3月10日の日曜の午前中と数日先の予定で話は進んだ。
とりあえず、テレビの買い替えの手続きは済んだので、一安心したが、買い替えテレビが家に届くまでの数日は映像ものは何も見られない。ニュースも見られないし、YouTubeをテレビで楽しむこともできない。これは仕方ないので、何日間かはラジオかCDで気を紛らわすしかないかなと思う。
コメント