認知症の母の対応をしてくれるケアマネージャーと直接面会し、対応策を話し合う

会社の夏季休暇の時に横浜に引っ越しして、その途中の1日を使って実家に顔を出した。その時に父に対しては、「ケアマネージャーと会って話がしたい」とリクエストを出していた。母の認知症の状態は父から電話では聞いていたし、長期休みの時に実家に帰省すると直接目の当たりにはしていたのだが、認知症という症状に対してプロの目から見た母の状態がどうなのか、聞いてみたかったのである。

父は段取りはつけてくれて、昨日の午後、実家にケアマネージャーが来てくれることになった。それで、昨日は病院通院のために会社を年休とっていたので、午後は実家に顔を出した。母はデイサービスに通っていたので昼間は不在で、父と僕、ケアマネージャー、あとは車椅子手配の若い方と4人で話をした。

実家に顔を出す度に実感していたのだが、母はもう一人では歩けない。家の中でトイレに行くにも父の介護がないと行けない。デイサービスに行くにも家からデイサービスの車が来るところまで行くのも父が相当苦労しているとのことで、車椅子を準備することになったようである。それで、車椅子手配の若い人が実家に来てくれた。

父が皆にコーヒーを入れている時にケアマネージャーと話をしていたのだが、やはり父の性格も手伝って、ケアマネージャーにも必要な情報を伝達しきれていないみたいで、その辺が難しいとは言っていた。ただ、車椅子の手配をするとなった時に、母の要介護2のランクでは、実は行政がサポートできる枠をオーバーしていることが判明した。

僕自身も母を見ていて、要介護2のランクではなくもっとランクが上がってもおかしくないのでは、と思っていたので、そんな話をしていたところ、僕と父に対して要介護3のランクの申請をしましょう、動きますから、と言ってくれた。

そして、父も介護に疲れたのもあったのだろうが、今すぐではないがいずれはどこか施設に預けたいと話し始めた。それを受けて、僕がショートステイというサービスを受けることはできるか、という話をしたところ、ケアマネージャーはいずれ施設で介護してもらうこと前提で、ショートステイできる幾つかの施設をあたってみる、と言ってくれた。

母は認知症の他にも、どうもパーキンソン病も発症している疑いがあった。12日に総合病院に行って検査を受けたそうで、今日、検査結果が出てくるので、それを聞いてから連絡する、と父は言っていた。それについても、今通院している病院の医師に対して不信感があるらしいので、総合病院に転院できるか、という話をケアマネージャーにしていて、ケアマネージャーはできると思いますので、今日の診察結果を聞きに行く時に検査担当の先生に相談してみてください、と話していた。

とりあえず、昨日、ケアマネージャーと直接話をしたことで、母をまずショートステイで2-3日施設に入ってもらい、母に施設の感覚を体験してもらうとともに、その間、父の負担が減るという期待感が出てきた。

ケアマネージャーが帰ったあと、結局デイサービスから母が帰ってきて、夕食を一緒に取るところまで実家にいた。実家に帰る度に気になるのは、母が食事をまともに取らなくなってしまっていることだろうか。デイサービスで出される昼食も2/5程度しか食べないらしい。ここまで体力を失っていると、母の先行きはあまり期待は持てないが、それで父が共倒れしないように、僕がケアマネージャーとできることは、していかなければならないとは思っている。横浜に戻ってきた最大の理由はそれなのだから。

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