兵庫県知事の斎藤元彦が公職選挙法違反容疑で書類送検

先日も、亡くなられた元西播磨県民局長の私的文書を漏洩指示した疑いで刑事告発された、兵庫県知事の斎藤元彦。その時には、「公職選挙法違反容疑で告発されたはずだが、2月に神戸地検と兵庫県警がPR会社に強制捜査に入って以来、音沙汰がなく、どうなっているのか?」とこのブログで書いた記憶がある。

昨日は、元ジャニーズ事務所のタレント国分太一が何かコンプライアンス違反を犯したということで、何をしたのかすら明らかにされずに芸能活動を全面無期限休止という発表があったので、マスメディアもそちらの方に気を取られてしまい、ほぼそちらの事件の報道の方に走っていた。僕は昼間は映画を見ていたのでiPhoneは機内モードにしていて外部からの連絡をシャットアウトしていたのであるが、映画が終わってiPhoneの機内モードを解除したら、Yahoo!ニュースの通知で、「斎藤元彦が公職選挙法違反容疑で書類送検された」と入ってきた。

その後、Yahoo! JAPANアプリで詳細チェックをしようとしたのだが、Yahoo! JAPANアプリのニュースは国分太一のコンプライアンス違反の記事ばかり。肝心の斎藤元彦の記事がなかなか見つからずイライラしてしまった。

結局、毎日新聞などの記事で、短いながら、兵庫県警が神戸地検に斎藤元彦を公職選挙法違反容疑(買収)で書類送検した、というのは確認した。PR会社に選挙活動にお金を払って任せた、というのが買収の容疑である。

そして、今日の午前中、YouTubeのArc Timesの報道によりようやく詳細が分かった。今回は、斎藤元彦とPR会社社長の二人が買収、被買収の疑いで書類送検されている、とのことで、今後は神戸地検が立件するのかどうかの判断になるとのことだった。

Arc Timesの話だと、買収の案件としては金額が小さいのが立件に対してネックになっている可能性はある、という話は出ていたが、どうも神戸地検は7月に組織変更で上層部が人事異動するようで、そこで判断が変わってくる可能性もあるという話も出ていた。

今回の書類送検についての斎藤元彦の態度は以前と変わらずなので、暖簾に腕押しのようにも感じるが、それでも書類送検されたというのは一つの区切りだと思うし、これで立件されれば、知事職失職もあり得る状況で、ようやく混乱を続ける兵庫県県政が正常化されるかもというわずかな希望が見え始めている状況である。動きが遅いので焦ったいと思う捜査状況だが、是非とも斎藤元彦が有罪として判定されるようになっていただきたい。

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