1週間前に、斎藤元彦信者のYouTuber「ふくまろ」、活動停止という記事を書いている。兵庫県知事選挙の時から斎藤元彦やNHKから国民を守る党の立花孝志を支持するようなデマ動画を垂れ流していて、収益を稼いでいた「ふくまろ」という人物が兵庫県議員の丸尾牧さんに名誉毀損の罪で提訴されそうになっている、という話である。
その時の記事では、丸尾牧さんは「ふくまろ」の住所がわからないので、提訴できないという話を書いていた。丸尾牧さんは「ふくまろ」の住所を調べていたので、丸尾牧さんが「ふくまろ」を名誉毀損で提訴するのだと思っていた。
昨晩、YouTubeを見ていたら、作家の菅野完氏の動画が目に止まった。「ふくまろ」を名誉毀損で提訴したとサムネイルに書いてある。「えっ」と思って動画を見た。動画自体は10分弱なので、とっつきやすかった。
その動画を見ると、確かに菅野完氏は「ふくまろ」を名誉毀損で提訴している。「ふくまろ」は菅野完氏を「しばき隊の人たちに金を払って斎藤元彦への抗議活動をしている」などとデマを吹聴していた。
当然のことながら、「しばき隊」は10年以上前には存在していた組織ではあるが、今は存在していない。それでも左翼系の活動を行う人に対する蔑視としてこの組織の名が使われることは未だにあるようであるし、「しばき隊」がまだ存在していると思っている人もいる。
存在していない「しばき隊」の名を使っての菅野完氏への攻撃は、デマを吹聴していると見做されると思う。確かに名誉毀損である。
ただ、驚いたのは、「ふくまろ」を提訴したということは、「ふくまろ」の住所も特定できている、ということである。「ふくまろ」の本名はすでにSNSで拡散しているので特定は簡単だが、丸尾牧さんが苦労していた住所の特定を菅野完氏がしてしまったことに驚きを感じない。
菅野完氏は「ふくまろ」だけでなく、他のSNSでデマを拡散した人物の本名と住所も特定できるので、次々に提訴していくという。兵庫県知事選挙の歪んだSNSによるデマ発信の結末は、ここに来て司法の場で争われることになり、真相が明確になる可能性が高くなってきた。これが斎藤元彦の立場にどう影響するかが見所である。

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