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福井晴敏「ラプラスの亡霊」機動戦士ガンダムUC 5

大河小説である機動戦士ガンダムUCも中盤の第5巻。いよいよラプラスの箱の謎が明らかになるかと思えば、まだまだ明らかにはされない。しかしその箱と関係の深い第1巻冒頭で述べられていた地球連邦政府の官邸であるラプラスのマーセナス首相の演説が繰り返...

福井晴敏「パラオ攻略戦」機動戦士ガンダムUC 4

前回までに主人公バナージとユニコーンガンダムがネオジオンに拿捕されてしまったが、今回はその連邦からの争奪戦。ネェル・アーガマ一隻でそれを行うという無謀な作戦だが、実はネオジオン側に漏れていて、ネオジオンは小惑星パラオを捨てる気でいた事と、ユ...

福井晴敏「赤い彗星」機動戦士ガンダムUC 3

シリーズ第3巻の見所はネオジオンの残党を率いて現れる「赤い彗星」の再来と呼ばれるフル・フロンタルの登場だろう。地球連邦軍ロンド・ベル隊のネェル・アーガマに救助されて尋問を受けるバナージを再びユニコーン・ガンダムに搭乗させる原因となったのは、...

福井晴敏「ユニコーンの日(下)」機動戦士ガンダムUC 2

上巻での登場人物の設定を置いてから、この下巻では、ようやくプロローグが始まるといった感じである。物語としては、ネオジオンと連邦の「ラプラスの箱」をめぐっての争奪戦になっているのだが、コロニー内での戦いが詳細を極め、それが登場人物のキャラの膨...

福井晴敏「ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC1」角川文庫

大のガンダム好きを公言し、かつてはターンAガンダムのノベライズまで行った福井晴敏が満を持して書き上げたのが、この「機動戦士ガンダムUC」。物語が逆襲のシャアの3年後という設定はナイスである。一番イメージしやすい時間設定だろうと思う。もっとも...

Amazon、シアトルにリアル店舗を開設か?

TechCrush Japanの記事によると、どうもネット書店の最大手Amazonが近日中にリアル店舗をシアトルに開設する模様だと伝えている。リアル店舗といっても本を売る店ではない。電子書籍のリーダーであるKindleを売るショールーム的な...

佐藤広一「泣きたくないなら労働法」光文社新書

本屋で物色していたら、見つかったのがこの本。考えたらサラリーマンは労働法に守られているとは言え、大抵の人はそのことも気づかずに働いている人も多いのではないかと思う。この本では労働法(ただし労働法という法律自体はない。いろいろな法律をまとめて...

岡田尊司「統合失調症:その新たなる真実」PHP新書

この世の中に色々な精神病について書かれた本があるが、大抵は症状とその治療法について書かれたものが多く、この本の様に病気の歴史から病状の詳細について、その治療法まで詳しくしかも新書という形式で書かれた本は少ないように思う。統合失調症は100人...

内藤忍「60歳までに1億円つくる術」幻冬舎新書

タイトルに「1億円」とあるが、本書では具体的に1億円を作る方法が書かれているわけでもない。要は老後の蓄えに対してどう貯蓄を作っていくかを一般論で述べたのが本書である。どうも日本人としては投資に対してアレルギーがあるし、僕も投資をしていて損失...

勝間和代「まじめの罠」光文社新書

2年ほど前に「カツマー」ブームを巻き起こし、そして1年前に大量のアンチ「カツマー」を生み出してしまった著者が自身の体験を元に記した本がこの「まじめの罠」。「まじめ」という日本人特有の性格が事態をさらに複雑化し、悪い方向に導いていくものと定義...
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