機動戦士Vガンダム 第10話「鮮烈! シュラク隊」

リガ・ミリティアの全隊に対し、リーダーから「DDに集結せよ」というメッセージが入る。これを聞いたウッソは陽動作戦になるのではと思い、勝手な行動でシャクティを連れ発進してしまう。しかし、ウッソはこのメッセージを入手していたベスパの軍と遭遇してしまい、シャクティがいるがために戦えないでいた。その時、リガ・ミリティアのシュラク隊がウッソの応援に入り、同じくウッソを探していたオリファーの合流もあってピンチを逃れる。シュラク隊とウッソの操るVガンダムは、ベスパの軍を退ける。

いよいよリガ・ミリティアの軍としての動きが見え始めた本エピソードでは、これまでのガンダムシリーズとして初の女性だけの部隊であるシュラク隊が登場する。多分これは男の子だけでなく、女の子をも視聴者に取り込もうと考えたスポンサーであるバンダイの意向が入っているのではないかと思われるが、とにかくドラマとしては、意外な展開であることは間違いない。とにかく全体の見えないリガ・ミリティアは子供、年寄り、女性と戦争においてはマイノリティとなる人達が主役を張ることになり、作風に色を付けていると思う。オリファーとマーベットの関係がどうも男女関係らしいのは本エピソードで描かれるが、そのオリファーに修正を食らうウッソは、お約束みたいなもので、面白い。

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