松本復興相辞任

昨日ニュースを見ていたら、松本復興相の宮城県知事と岩手県知事への対応を放映していて、その上から目線に驚いていた。あまりに災害地に対する配慮が足らないと、思ったものである。本人は最後に「これはオフレコ。破ったらその報道機関は終わりだ」と恫喝までしていて、「スゲーな」とあきれ返っていたのだが、結局その発言が被災者の神経を逆なでし、今日とうとう辞任に追い込まれてしまった。しかし就任から9日。本人はやりたくなかったらしいが、いくらそうであっても任命されたなら、それなりの働きをしてもらわなければならないはずだが、実際は何もしなかったようなものである。震災後政府の対応のまずさには少々感じるところもあるのだが、こんなことで時間を費やしているようでは駄目だろうと思う。この前の「佐野元春のザ・ソングライターズ」で七尾旅人が、「政治が腐ってもいいが、音楽が腐ったら駄目だろう」というような発言をしていたが、まさに政治が腐っている感じはする。でも今の時点では誰がなっても対応できないとは思うが。いい加減真面目に取り組んで欲しいところではある。

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