今日、Yahoo!ニュースを見ていたら、朝日新聞の記事が掲載されていて、「日本人のパスポート所有率が17%まで低下した。日本人の6人に1人しかパスポートを所有していないことになる」という趣旨の記事が書いてあった。
僕なんかは旅行が好きだし、コロナ禍で5年間海外に行けなかったという恨みつらみがあるので、先日、「2024年11月の会社年休取得推奨日に台湾旅行を計画中」という記事でも書いたように、11月には2泊3日で台湾に10年ぶりに行ってこようかと思っている。これも、来年、2025年にイギリスに旅行に行きたいという希望があり、その下準備ということで、日本ではなく、あくまで海外の近いところで旅行の勘をとりもどしたい気持ちがあったので台湾に行くことにしたのだが、今は若い人を中心に海外に対する興味がかなり薄れているように感じる。僕みたいな中年世代ですら、円安為替の影響で海外旅行に行く気がしない、と言って海外を敬遠する動きがあるようである。
僕も円安為替の影響をもろに受けるので、台湾旅行にしろ、来年計画しているイギリス旅行にしろ、旅費がかなりかかることはわかっている。ただ、ネットで日本以外を知った気になるのと、実際に自分の足で現地に出向いて体験をしてくるのでは、大きな違いはあると思っている。ネットでいくら日本以外の国を知った気になったとしても、実際に旅行して体験すると、その知識はかなり違うはずであるし、体験をすること自体が大きな人生の経験になってくると思っている。
そういう体験を放棄してしまうのは、お金がないという理由だけでは勿体無いと思っている。僕の場合は、自分が病気持ちで平均寿命が健常者より10年短いという事実も知っているので、老後の心配をしてもあまり意味がないような気がしていて、旅行に行きたいと思っているうちに行っておこうと考えているのである。そして、旅行で得た体験が、自分の血となり、肉となっていくのを確信している。
パスポートも10年旅券ではあるものの、コロナ禍で5年を失っているので、有効期限は後3年しかない。もちろん、パスポートの有効期限が切れる2027年に更新すればいいだけであるが、その前に行けるところには行きたいとは思う。海外に関心がないというのは、自己成長の観点からは勿体無いと思っている。
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