RAMディスクを構築し、Firefoxのキャッシュを移動する

先ほど一旦書いたが削除してしまったRAMディスクの構築について、もう一度書いてみることにする。というのも使い方を少し変えたからである。RAMディスクとは、RAMの余っている容量をHDDの代わりに利用しようというものである。HDDに比べRAMは処理速度が圧倒的に早い。これをHDDの代わりとして利用しようというわけである。しかしながらRAMということで電源を切ったりすると当然データはすべて消去される。そこで使ってみるのがWebブラウザFirefoxのキャッシュをRAMディスクに置くという手段である。これなら電源OFF時にデータが消えても問題はない。(先ほど書いて消した方法ではFirefox自体をRAMディスクに置くというものだったが、電源ON,OFF時のHDDの書き込みが異様に長くなるので取りやめた。)

その方法だが、まずDATARAMのサイトから「Dataram RAMdisk(3.0MB)」という一番右側のファイルをダウンロードする。これがフリーソフトで、これをインストールする。

次にインストールが終わったら、セッティングを行う。「Settings」タブでRAMディスクに使う容量を設定する。僕の場合は1024MBに設定した。あとは「START RAMDisk」ボタンをクリックすれば、RAMディスクが構築できる。

その後はFirefoxのキャッシュの構築である。ブラウザを立ち上げた状態で、「about:config」とURLアドレスを入力、表示する欄に入力すると、注意文が出てくるので、「最新の注意を払って使用する」を押し、設定画面に入る。次に「browser.cache.disk.parent_directory」を文字列で作成し、値をRAMディスクのディレクトリにする。僕の場合はFドライブがRAMディスクなので、「F:」と設定した。

後はRAMディスクにキャッシュができているのを確認すればOK.

これでHDDよりは早い処理能力を手に入れたことになる。メモリーの有効活用にもいいと思う。

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