機動戦士Vガンダム 第33話「海に住む人々」

ザンスカールのモトラッド艦隊を追撃するリーンホースJr.は、大気圏突入前にカテジナの攻撃を受ける。これは大気圏の突入阻止を目的としたものだったが、モトラッド艦隊もリーンホースJr.も大気圏を突破して海にたどり着く。リーンホースJr.は、アンダーフックと呼ばれる海の下に住む人達の支援を受けるが、そこにはザンスカールのマリア主義に染まった人々がいて、カテジナの暴露によってシャクティが囚われてしまう。

地球から始まったこの「Vガンダム」は再び地球に戻ってくることになるのだが、トーンがまたこれまでと違うような感じはある。マリア主義という宗教めいたものが台頭してきてそれが物語を重層的にしているようにも思える。マリア主義を一心に受けているのがカテジナで、彼女の心変わりをこれが示しているように話の設定がされていると思う。シャクティは今エピソードも余計なことを言って自ら囚われの身になっているようにも思える。もっとも今エピソードではウッソがカテジナにこだわりすぎているのも引き金の一つなので、あまりシャクティのせいだとも言えないが。

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