機動戦士Vガンダム 第35話「母かシャクティか」

モトラッド艦隊の北米侵攻を止められないリーンホースJr.は一計を案じる。それは海底での戦いで捕虜にしたベスパの兵士をわざと泳がせてウッソとオデロをモトラッド艦隊に潜入させ、内部から撹乱するというものだった。モトラッド艦隊の中にうまく潜入できたウッソとオデロは、ここでウッソの母に再会する。そしてオデロはウッソの母に爆薬での撹乱を頼む。その隙に同じく囚われの身になっているシャクティを救い出そうとする作戦である。なんとかシャクティは救出できたものの、ウッソの母は捕まってしまい、救出出来なかった。

今エピソードは結構ヘビーな展開である。来週のほうがヘビーそうだが、そのイントロとしては色々起こる。ウッソの母とシャクティの救助、両方共は出来なかったという所がそのヘビーさを醸し出しているといえる。そして、度々戦場で出会うクロノクルとウッソの関係もまた重たいものである。クロノクルからすればウッソみたいな少年が自分のやることを邪魔するのは許せないという感情が強いのではないかと思う。それはカテジナも同様だと思う。オデロがちょっと気を引いた少女がマリア主義者だと知るのも重たい話ではある。段々ガンダムらしい暗い展開になってきていると思う。