スター・トレック ヴォイジャー 第145話「聖域ユニマトリックス・ゼロ パートI」

セブンは再生中にある領域でボーグドローンたちが同化される前の状態で活動していることに気づく。それはある生命体を同化したときに生じたエラーであって、徐々にボーグを浸食し始めていて、ボーグ・クイーンも危機感を感じていた。ボーグ・クイーンはその領域「ユニマトリックス・ゼロ」にドローンを送り込むことで状態を安定化させようとする。一方その状態を知ったジェインウェイは、再生中以外のドローンの状態でも記憶を保てるようボーグ艦に潜入してウイルスを送り込む作戦をとる。しかし、ジェインウェイ以下のクルーたちがボーグに同化されてしまう。

第6シーズン最後のエピソードはボーグとの戦いをメインにした話になっている。ボーグは集合体であるのだが、それが崩れ始めているという危機的状況が描かれるところは面白い趣向である。ボーグクイーンも動揺こそしないものの、危機感を感じており、それを必死で探すという点では、ボーグの無敵度が下がっていると思う。ジェインウェイの作戦はたいてい無謀だが、今回もご多分に漏れず。続きが気になる話ではある。小エピソードとして、パリスが過去に少尉に落とされてからずっと話が続いていたが、今回のエピソードで中尉に再昇進というネタもあり、見所満載である。

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