映画館チェーンのユナイテッド・シネマ、7月14日から入場料値上げ、しかし会員は従来通り

先般、TOHOシネマズが入場料の値上げを通告してから、多くの映画館チェーンが値上げを発表している。そんな中、僕がよく行くユナイテッド・シネマも7月14日(金)上映分から一般料金とシニア料金の値上げを今日発表した。

一般料金とシニア料金はそれぞれ100円の値上げで、一般料金が2000円、シニア料金が1300円に値上げされる。しかし、学生料金やプレミアムシアターの追加料金は値上げしない、とのことなので、単に一般料金とシニアだけが値上げ対象になったようである。

さらに、ユナイテッド・シネマの会員の人の会員費は従来と変更なく500円/年のままだし、会員特典である入場料割引も割引額増額のため、通常の日は一般会員の人は1500円のまま、会員デーである金曜日は1100円のまま、映画が見られるので、会員の人は出費が増えることもない。シニアの人も通常の日は1100円ままなので、やはり出費額が増えるわけでもない。

ということで、映画を年に何回かユナイテッド・シネマで見る人で、会員になっている人は事実上値上げのダメージを受けず、これまで通りの金額で映画を見られるので、懐が痛むこともないし、割引料金で映画が見られるので、実質1500円程度で映画を見ているのと同じ状態が維持されている。

ダメージを受けるのは、普段映画を見ないで、世間で話題になった映画だけ映画館に見に行くような人だけであると言ってもいいと思う。そういう人はユナイテッド・シネマの会員になることもないだろうから、映画館からますます足が遠のくとは思うが、映画ファンの人は会員になっている人が多数だろうから、変化はないのではないかとは思う。

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