スター・トレック ヴォイジャー 第101話「遥かなるボーグの記憶」

セブンの精神状態が急におかしくなり始める。多重人格の様相を現し始めたのである。それにはセンサーで発見した破壊されたボーグシップの装置が関係していた。ボーグの意識を統一するための装置が、セブンの中に眠っていた同化した生命体の意識を浮かび上がらせていたのであった。装置を止めようとするトレスたちクルーだったが、ボーグに同化された異星人がボーグに対抗するためにウイルスを装置に侵入させていたために装置が止まらなくなり、セブンの意識は危機的状況に陥る。

セブンが主役の話は多いが、今回はなんとセブンの一人芝居が堪能できるという変わったエピソード。多重人格になるという話で、いつものセブンからクリンゴンや地球人、果てはフェレンギまで様々な異星人の演技を見事に切り替えて演じるジェリ・ライアンの素晴らしさを知ることが出来る1話である。それにしてもボーグに同化されて恨みを抱き、仕返しをしようとする異星人が結構多いと思う。前にもそういう話があったと思うし、結構ヴォイジャーがボーグと手を組んで生命体8472を退治したことは、ある意味裏目に出ている点もあるなと思う。

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