スター・トレック ヴォイジャー 第135話「遺棄されたボーグ」

ヴォイジャーは、機能不全に陥っているボーグ・キューブを発見する。その船にはチャコティたちが捕らえられており、人質救出のためにジェインウェイはボーグと交渉をする。ボーグは成人がウイルスによって全滅しており、成熟途中の若者だけが生き残っていて、ボーグ集合体とコンタクトしようと、ヴォイジャーのディフレクター・シールドを要求していた。ボーグとの交渉にセブンが選ばれるが、セブンは次第に彼らを個人に戻そうと考えるようになる。

久々のボーグ絡みの話だが、どうもボーグの話は少しずつだが恐怖感というものがなくなってきて、普通の手強い異星人的話になっているような気がする。他シリーズで話を膨らませて面白くなったクリンゴンとは、ちょっとニュアンスが違っていて、ボーグの謎が縮小化してしまっている。今回またヴォイジャーに元ボーグの若者が加入することで、より人間とは何かについて触れられるのだろうが、話が進むにつれ、ボーグの強大さが弱くなっているのは残念である。

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