Macの動画をDLNAサーバーでOPPO BDP-103で再生する方法(DLNAクライアント内蔵のテレビでも可)

きっかけは佐野元春のレーザーディスクをMacにダビングし始めたことによる。当然Macでは見られるのだが、元々がテレビ仕様なため、プラズマテレビでも見たいという要望から調べ始めた。OPPO BDP-103にはネットワーク再生機能があるので、まずMacにsmbで接続を試みた。しかし、どうもMac OS X Mavericksの問題らしく、どうしてもユーザーアカウントとパスワードを入れてもはじかれてしまい、接続できなかった。そこで調べてみるとDLNAサーバーソフトをインストールすれば動画再生が可能ということが分かった。しかしながら、無料のDLNAサーバーは意外とMacでは見当たらない。探しているうちにたどり着いたのが、Serviioというサーバーソフトだった。このソフトはプロ版とフリー版があり、最初にダウンロードするとインストールされるのが、プロ版。15日の試用の後、購入をしなければフリー版になるというものらしい。フリー版とプロ版には当然機能に違いがあるが、その差は通常のDLNAサーバーとして使うには関係がなさそうなので、とりあえずインストールしてみた。

Serviioではサイトからダウンロードすると、フォルダが出来、Serviioという実行ファイルと、Serviio-Consoleという実行ファイルが出来る。これをアプリケーションフォルダに入れて、まず、Serviioを起動してから、続いてServiio-Consoleを起動する。Serviio-Consoleは設定画面なので、一度設定してしまえば、通常起動時にはServiioだけでいい。Serviioは起動後、アイコンのバウンドが結構長めに続くが、異常ではないので、落ち着くまで待つこと。多分フォルダ内のファイルを読み取るのに時間がかかるのだと思う。

Serviio-Consoleは、設定画面で日本語を選択できるので、これをしておくと設定が格段に楽になる。「Console Settings」タブで、Englishから日本語に切り替えること。「状態」タブで、Serviioが認識しているネットワーク機器が一覧で見られるので、BDP-103を認識させる。といってもBDP-103をネットワークに繋ぎ、電源を入れておくだけ。「ライブラリ」タブで、共有したいフォルダを設定できるので、「ローカルを追加」から共有したいフォルダを設定すること。

後は、BDP-103のネットワークからServiioを選択すれば、先ほど設定したフォルダが見えるので、再生したいファイルをクリックすればよい。ただ、動画ファイルなら何でもいいかと言うとそういうことはない。ファイルによっては再生できなかったり、動作がおかしくなることもある。とはいえ、Macの画面よりTVの大画面で動画が見られるのは朗報である。また、DLNAサーバーなので、DLNAクライアント内蔵のTVや、Blu-rayレコーダーがあれば、BDP-103でなくても再生できる。

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