まんが宇宙大作戦 第8話「魔星メーガスの半獣人」

エンタープライズは宇宙の誕生を目撃するために銀河の中心に入った。しかしそこで宇宙嵐に見舞われ、危機一髪となる。それを救ったのがメーガスという惑星に住むルシアンという男だった。メーガスは地球で言うところの魔法が使える星で、カーク達のいる世界とは次元の違う場所だった。そこでカーク達はメーガスの住人に発見され、裁判にかけられる。メーガスの住人はかつて地球にも訪問していたが、地球人がその力を恐れて、彼らを迫害したのである。スポックが弁護人となり、地球人はそれから成長していることを徐々に説明する。

魔法が使えるというエピソードで、最初「無茶な話だな」と思っていたが、よくよく見続けていると、地球人の野蛮さが年代を重ねる事にどう洗練されていって、成長したのかを表すスター・トレックらしい話になっていたと思う。しかし、ルシアンが悪魔であるという設定は面白いが最初違和感を感じたのも事実である。こういう話は新スター・トレック:ザ・ネクスト・ジェネレーションのQの様な人間を超越した存在として描いた方が、よりスマートに思える。ネタとしては面白いが、ちょっと漫画チックな展開なのは残念である。

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