あらすじ
ソロシップはブラジラーを離れ、再び逃亡の旅に出た。イデの力を追求したいシェリルは、地球への帰還を要望するが、ベスはバッフ・クランの地球への影響を考え、それを否定する。シェリルは他の帰還したいメンバーと共に、カララを人質にして船を離れる。しかし、バッフ・クランのドクは、その離れたメンバーを人質に取り、イデオンを渡すようコスモたちに要求する。コスモは一計を案じ、人質解放とともにイデオンをバッフ・クランに引き渡すふりをする。
感想
これまでも自分のエゴを露わにしてきたシェリルが、その究極の形である脱走という手段をとり、ソロシップを離れるエピソード。シェリルにとって不幸だったのは、カララを人質に取ったことであり、それがバッフ・クランに対してのブラフにもならず、ソロシップに戻ってからの他のクルーに対するシェリルの立ち位置を確保するための身代わりにしかならなかったところであろう。次第にコスモもカララのことを認め始めているように思えるし、カララを中心にして、次第にソロシップのメンバーの意識が統一され始めているようにも思える。
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