伝説巨神イデオン 第28話「波導ガンの怒り」

あらすじ

月にいるソロシップに地球連合軍の艦隊が近づく。しかし、地球連合軍は、ソロシップ及びイデオンからの退去を命じ、命令に応じない場合は攻撃する、と通告する。それをなんとかしようとシェリルは、一人地球連合軍の戦艦に向かうが、彼女の意見は聞き入れられず、地球連合軍はソロシップに攻撃を始める。そこにダラムが最後の戦力を出して地球連合軍と交戦を開始する。劣勢の地球連合軍に対してソロシップはイデオンでバッフ・クランと戦うが劣勢で、コスモは、ふと思い出したイデオンの武器である波導ガンを使ってみることを意見する。波導ガンが準備され、イデオンは波導ガンを撃ち、バッフ・クランの軍を壊滅するが、地球連合軍も壊滅状態だった。囚われの身になっていたシェリルも、イデオンによって救助される。

感想

オープニングで登場しつつも本編でなかなか登場しなかった、イデオンの武器である波導ガンがようやく登場する印象のあるエピソード。イデオンのゲージが上がらない中での波導ガンの使用ではあったが、バッフ・クランの壊滅をするには十分すぎるほどで、イデオンの力の一端が垣間見えて恐ろしいところがある。あとは、シェリルが実は地球に帰りたくて一人、地球連合軍を説得すると言って飛び出して行ったのに対し、コスモが冷淡だったのに、最終的にはデクに説得されて救い出すというのも、仲間意識が芽生えてきていて、興味深い。バッフ・クラン側も内情がいろいろあるような描写があって、話は混沌としていると思う。

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