スター・トレック エンタープライズ 第31話「小さな命の灯」

あらすじ

プラズマ注入装置の予備パーツを獲得しようと、アーチャーたちはクリタサンの母星を訪問していた。しかし、一緒に連れて行った犬のポートスの粗相がクリタサンの逆鱗に触れ、アーチャーは謝罪を求められる。そのポートスが、エンタープライズに戻った後、何らかの病原体に感染してしまい、シックベイのフロックスの監視下で治療が行われる。気が気でないアーチャーは、何度もポートスの元に訪れるが、シックベイの騒々しさに辟易する。そしてフロックスとの会話から、クリタサンへの謝罪を拒否していたアーチャーの心境に変化が訪れる。

感想

今エピソードは、アーチャーの飼い犬、ポートスが病気にかかり、アーチャーがそれを心配するあまりに他の判断に正常な思考が効かなくなっている、というのが本質である。特に礼儀にうるさいクリタサンが再び登場し、アーチャーの逆鱗に触れるのだが、ポートスの治療をするフロックスとの会話により、アーチャーが次第に心を変えていっているのが見どころである。そういう意味では、クリタサンとの話というより、シックベイでの一夜の話と見たほうが、わかりやすいと思う。アーチャーとトゥポルとの関係も若干触れていて、その辺の進展も面白い。

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