映画「ドラゴン/ブルース・リー物語」(輸入盤Blu-ray)

映画・テレビ

レビューの詳細は、DRAGON:THE BRUCE LEE STORY(Blu-ray)/ドラゴン/ブルース・リー物語/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。伝説のカンフースター、ブルース・リーの半生を描いた佳作。ブルースが自由の国と言われるアメリカで人種差別や、華僑の人たちの掟に背いてアメリカ人にカンフーを教えたことで、華僑の刺客と戦い負傷して苦悩する姿などが、描かれている。しかし、物語に悲壮感はなく、結構前向きになれる作風に仕上がっていると思う。レビューでも書いたが、ブルース・リーを演じたジェイソン・スコット・リーは風貌こそ似ていないものの、ブルース・リーの仕草をよく研究していると見えて、雰囲気は良く出ていると思う。ブルースの死についての謎は特に言及されなかったのも、今作の雰囲気からすればありだなと思う。ブルース・リーを知らない世代からしたら、この作品は格好の対象になると思う。もちろん本人の出演した「燃えよドラゴン」などを見た方が凄さは分かるのだが、見てからその人となりを知りたくなったら、この作品を見るのが一番いいのではないかと思う。

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