あらすじ
ティターンズのバスクは、アレキサンドリアからグリーンノアに戻る決意をする。戦力増強のためである。その頃、アーガマの船内でカミーユの父、フランクリンはガンダムMkIIを分解する作業に首を突っ込みつつ、アストナージを人質にとり、クワトロのリック・ディアスを奪い取る。自分の技術者魂が、リック・ディアスに好奇心を寄せたのと、これをティターンズに持ち帰れば、高く評価されるという自惚れからであった。クワトロらは、ガンダムMkIIやリック・ディアスで追撃する。そして父の行動に怒ったカミーユも分解中のガンダムMkIIで、出撃する。そして戦場で父と子の対立が起こる。
感想
カミーユが第3話に引き続き、父をも失ってしまう物語。カミーユの両親との折り合いが悪いというのが、第3話と今話でよく分かるエピソードになっている。そうした中でも、ティターンズとエゥーゴの争いが本格化しつつある予兆もある。クワトロがシャアの話を最後持ち出して、カミーユを説得しようとするのは、クワトロ自身の話だからだと思うが、カミーユには全然通用しないのも、Zガンダムらしい分かりあえない話であると言える。今エピソードでガンダムMkIIは、ティターンズカラーの黒から、本来のガンダムらしいホワイトに塗り替えられている。その辺の小技がニヤリとするところでもある。
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