あらすじ
ラヴェジャーズがピーター・クイルを誘拐した時、本来の歴史ならばヨンドゥが彼を育てることになっていたのだが、この世界では予定通りピーターの父であるエゴに引き渡されていた。
エゴのパワーをもらったピーターは宇宙をエゴのものにしていき、1988年の地球にやってきた。地球もエゴのものにするためである。それに対してハワード・スタークたちはヒーローチームを結成してピーターを食い止めようとする。メンバーにはハンク・ピムやティ・チャカ、ウインター・ソルジャーなどがいて、ピーターを捉えることに成功する。
そのピーターに少女時代のホープが近づき、ピーターの本質を知ったホープはピーターを故郷のミズーリに逃す。ピーターは故郷のミズーリに行き、亡き母の墓参りをすることになる。
ピーターとの連絡が取れなくなったエゴは地球にやってきて、地球を我が物にしようと企むが、ヒーローチームにはアスガルドを滅ぼされたソーも加わり、エゴの野望を食い止めようとする。
しかし、エゴのパワーに押されていたヒーローチームは、なすすべもなくなっていた。墓参りをしていたピーターに接触したハンクはピーターを諭し、エゴの野望を食い止めようとする。
感想
シーズン2の第2話は、ピーター・クイルが父親のエゴに育てられて宇宙を我が物にしようとするヴィラン的役割を果たしているのと、ピーターやエゴの野望を食い止めるべく、アベンジャーズの父親世代がヒーローとして活躍するというまさに「ホワット・イフ…?」的内容の話になっている。
本筋では脇役でしかなかったハンク・ピムやティ・チャカ、ウインター・ソルジャー、マー・ベルといったキャラクターに焦点が当たるのは結構ユニークで面白い。この世界でもソーはやはり登場するのも驚きである。
話的には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」と「アベンジャーズ」の親父世代のクロスオーバー的話なので、本筋を知っている人ほど楽しめるとは思うが、知らない人でもそれなりのストーリーになっているので、十分楽しめるのではないかと思う。30分しか上映時間はないのもあるが。
ここ数ヶ月、イライラさせられるのが、Disney+のアプリで視聴するとエンドクレジットがまともに見ることができない状態になっていて、そこが不満を感じる。エンドクレジットが小画面になって、そこにフォーカスを当てて画面を拡大することができないのが、癪に触るところである。
そういう問題はあるが、話的にはスピーディな展開で楽しめると思う。
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